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物忘れと認知症の違い!家族が認知症の疑いがある時にすべきこと

私は現在グループホーム(認知症対応型共同生活介護)て15年弱勤めというところで介護福祉士、管理者として勤めています。

皆さんは認知症という言葉は聞いたことがありますか?

、一昔前は痴呆症と呼ばれていましたが、痴呆という言葉は侮辱的な意味があり、今では認知症と呼ばれるようになりました。

今は三人に1人がこの認知症になるといわれています。

約30%なのでかなりの高確率ですよね。

認知症に対しては予防法や治療法も日々進歩はしているものの完全に治す方法がないのが現状です。

認知症も早期に発見することで進行を遅らせることができる場合もあります。

今回は認知症のことを皆さんに少しでも知っていただければと思います。

 

認知症とは

 

認知症は、脳細胞の死滅や活動の低下によって認知機能に障害が起き、日常生活・社会生活が困難になる状態の総称です。認知症=物忘れとイメージする方も多いと思いますが、記憶の消失だけでなく理解力や判断力にも大きく影響します。

認知症はこれらの症状の総称のことをいいます。

物忘れと認知症の違い

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年をとるにつれ物覚えが悪くなったり、すぐに忘れてしまったりしていきます。

忘れ物をしたら『認知症になった』とがいう方もいるのですが物忘れと認知症には大きな違いがあります

物忘れ

  • 加齢による物忘れ
  • 体験の一部を忘れる
  • 時間や場所の見当がつく
  • 忘れたことに自覚がある
  • 進行はない
  • 生活に大きな支障はない

認知症

  • 脳の認知機能の障害
  • 体験そのものを忘れてしまう
  • 時間や場所の見当がつかない
  • 忘れたことへの自覚がない
  • 進行していく
  • 生活に支障をきたす

認知症の分類

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認知症には大きく分けて三つの症状に分けられます。

それぞれ紹介していきたいと思います。

  • アルツハイマー型認知症
  • レビー小体型認知症
  • 脳血管性認知症

アルツハイマー型

認知症のうち最も多いとされているのがアルツハイマー型認知症で、全体の半数以上ともいわれています。

脳にアミロイドβやタウタンパクというたんぱく質が異常にたまり、脳細胞の損傷や神経伝達物質が減少します。これにより脳全体が萎縮して引き起こされると考えられています(諸説あり)。

主な症状は物忘れなどの記憶障害、時間や場所などの認識が低下する見当識障害、計画を立てる・こなすが困難になる実行機能障害です。ただし個人差も大きいため、この症状が全員一律に出るわけではありません。

レビー小体型認知症

アルツハイマー型認知症に次いで多いとされているのがレビー小体型認知症です。レビー小体という特殊なたんぱく質が脳内に生じることで脳神経細胞が破壊され、それに伴い発症するのがレビー小体型認知症です。

他の認知症と同じく物忘れなどの記憶障害や見当識障害、実行機能障害がみられます。さらにパーキンソン症状や幻視、自律神経症状、薬剤への過敏症などがあげられます。

個人差がありますが、初期は認知機能の低下よりも手足の震えや動きが遅くなったりとパーキンソン症候群特有の症状が表れるようです。

パーキンソン病、症状についてはこちらを参照ください

パーキンソン病の症状について詳しく知る | パーキンソンスマイル.net

脳血管性認知症

脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など)による、脳の血管の詰まりや破れから生じる病気を脳血管障害といいます。この障害により脳細胞が死滅することで発症する認知症を、脳血管性認知症と呼んでいます。

アルツハイマー型と同じく記憶障害や見当識障害などがみられますが、脳細胞の損傷によって身体麻痺や言語障害を伴うことも。

また、症状に対して本人の自覚も強く抑うつや、感情のコントロールができないため投げやりな態度になりやすいといったこともあります。

家族が認知症の疑いがある時にすべきこと

実際に両親や祖父母の方に認知症のような症状が現れた時にすべきこと

  • まず専門医に相談
  • お住まいの市役所で介護保険の申請
専門医に相談

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認知症が疑われたら一番にしておきたいことは脳神経外科や心療内科、精神科などの専門医への相談です。

認知症は早期に発見できると進行を遅らせることが出来ることもあるので専門医への相談をしましょう。

最近では認知症を専門にした物忘れ外来というものもできているのでお近くに在ればそちらで電話相談をした見ても良いでしょう。

かかりつけの病院があればそこで相談すると必要な検査が受けられる病院に紹介状を書いてくれます。

認知症であれば通院も定期的に必要になるので出来るだけ通いやすい病院をおすすめします。

お住まいの市役所で介護保険の申請

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認知症の疑いが強いと診断を受けたら市役所の福祉課に相談に行きましょう。

認知症と診断されればその後介護サービスを利用する様になるため、介護保険の申請はしておきましょう。

認定が通れば担当職員が聞き取り調査に来てくれてその後要支援、要介護の認定がされます。

認知症の治療方法

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治療方法としては

  • 非薬物治療法
  • 薬物治療法
非薬物治療法とは

ご本人が興味のあることや今できることを活かすことが出来るような快適な環境を作るようこころがけます。

新しいことを覚えることは難しいかもしれません。

しかし過去に慣れ親しんだ音楽やうた、おもちゃや道具、ゲームというものは記憶にのこっているものです。

慣れ親しんだものを利用し人生を振り返ることで、ご本人の自己認識機能の回復や維持を図るために

  • 回想法
  • 音楽療法
  • リアリティーオリエンテーション
  • レクリエーション療法

など、さまざまな治療法があります。

またご家族や友人とのコミニュケーションやデイサービスでのコミニュケージョンやレクリエーションを行うことで、頭と心を活性化するために大切な刺激となります。

薬物治療法

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アルツハイマー型認知症により失われた記憶や機能を回復させ病気を完全に治す薬はありません。

今の認知症のお薬と言うのは進行を遅らせたり、不安や妄想、不眠などの症状を抑えるための治療が中心となります。

進行されることでご家族と一緒に過ごす時間を長くすることができます。

また、ご家族、介護車の負担を軽くすることにも繋がります。

最後に

今回は認知症についてのお話でしたが少しでも認知症のことを知ってもらえたなら幸いです。

今は認知症の人でも社会の中でくらせるような取り組みがすすんできています。

認知症になったから外に出さないのではなく外部との関わりを持つことによってその人がその人らしくいられるような支援ができらばよいと思います。

 

参考資料 

【はじめての方へ】認知症の症状から予防・対応方法まで|LIFULL介護(旧HOME'S介護)

認知症の治療について | 認知症のいろは | 相談e-65.net